息抜きに、鉄道模型でも

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重箱の隅 ~GM京成3400形

昨日出したついで(?)に、過去の作例を
京成3400形1
GMの京成3400形です。まだ4両だけですが。
これは一昨年くらいに久し振りに再生産がかかった時のロット。
すなわち、「グレー台車、少し明るめの帯色、シングルアームパンタ」という現行の様子を意識した仕様変更品。
ただし、私は下枠交差型パンタを搭載させ、少し前、2000年代初頭の姿としてあります。

実はこのキット、相当に運の悪いキットだったりもします。

その理由は後で述べるとして。
京成3400形2
3700形に続き、ものすごく印象把握に優れたキットだと思います。
最高峰に近いんじゃない?とそこに関してはべた褒め。

ただ、車体一体のためにグレーな前面ステップや、3700形のパーツをかなり無理矢理というか強引に流用させているパンタ車屋上など、ちょっと残念な箇所も目立ちます。

塗装済みキットピカ一の価格なのに…



種別行き先は「65K特急佐倉」。
2001年9月改正で登場した、夕ラッシュに羽田空港を始発とする2本の佐倉ゆき。
品川までを急行、以北を特急として運転されていました。
今でこそ「佐倉ゆき」も珍しくはありませんが、当時は下り最終通勤特急くらいなもの。
当時佐倉ユーザーだった私にはまずこの「佐倉ゆき」という響きに、そして実際に暗闇の中踏切を塞ぎつつ下り線上で折り返しの待機をする姿を間の当たりにして、かなり強烈なインパクトを抱きました。
そんな思い出深い(?)列車のチョイス。

なお運番に関しては製作当時に調べ切れなかったので、現行の時刻表より当時にもっとも近い時刻のものを充てています。
その後の調べでどうやら当該列車は「79K」を名乗っていたと分かりました。近いうちに貼り替えてやりましょう。

ちなみに同時に設定されたもう1本の佐倉ゆきは「39T(2002年10月改正より「25T」)」列車。
末尾の「T」から分かる通り、都営車の充当。
正直申しますと、ウン十年振りに復活したと思われる「都営車佐倉ゆき」のインパクトの方が強かったわけですが…(笑)



ちょっと話が逸れました
基本的には素組みですが、前述の通りグレーであるステップ、そして扉のドアノブには銀色を差してあります。
そしてこのロットからワイパーが印刷になりましたが、印刷を落として別パーツを付けてあります。



京成3400形3
床下機器も珍しくガッツリ並び替え。
付属する「K/L/J」のものを中心に、7連の抵抗器は「新B」から、あとは18m級VVVF車用や一体成型の「18B/C」からも適宜パーツを持ってきています。
特にCPやらMGやら「18B/C」のものはドンピシャな形状のものが多く、助かるなーと思っていたのですが、
これ、元を正せばエンドウの初代AE形用の床下なんですね。そりゃ形状も一致するわ…

再現時代的にはちょうど台車の色がサックスブルー→グレーへと切り替わった時期です。
サックスブルーに塗装したいと考えていますが、これは残り4両を増備するまで保留。

またサハ以外の車両のボルスタ直上にはプラ板を貼ってあります。
京成3400形11
↑これを再現したつもり。何のためにあるのか分からないのですが、実車を見ていると案外目立ちます。
模型だと全然ですけど…

窓にはラベルシールを切り出して適宜広告を。
また、実車のものが白に近いことを良いことに同様にカーテンの再現も。
京成線は基本的に東西に延びる線なので、太陽の当たる南側(海側)を中心に取り付けています。

京成3400形4
屋上。
前の記事で述べた通り、屋根色自体を白っぽくしてあります。
中間4両を再現する時に同様にできるかが心配の種。。。

ランボードは3700形用のものを所定の寸法へ切り出さなければならない関係上、中途半端な位置に凹モールドがきてしまうため、それらを逐一埋め。
なかなか手間がかかります。



…で、ここから重箱の隅つつきを

実は3400形、編成本数が5本と少数の割には後天的な改造もあって案外バリエーションが見られたりします。
先天的なバリエーションとして、「妻の雨樋位置」。
3428編成までの初期3編成には「山側雨樋のみ車体外に寄っている」、という特徴が見られます。
対して3438以下の2編成は、「山側/海側とも初期3編成の海側雨樋と同形のものが同位置に取り付け」られています。

京成3400形6
京成3400形7
上が3438編成海側のもの。
下は編成は不明ですが、配管から海側雨樋。

途中で雨樋が内側へと折れ曲がっているのは転落防止幌取り付けの際の改造。
同時に雨樋外側にあったステップが撤去され、代わりに配管類のない妻面のほとんど(スミマセン、正確には把握していません…)にはしごが取り付けられました。
配管も若干内側へと移設され、窓にかかるようになりました。

京成3400形5
で、その漏斗部分のアップ。
これは3448編成海側。
これを見るまで気付きませんでしたが、帯が雨樋まで回っている編成と側面で切れている編成があるんですね。

「妻面の漏斗の上は塗り屋根処理」というのは3400・3700形の地味な特徴。


そしてこれだけ散々えらそうに言っておいて、肝心の初期3編成山側雨樋の画像が見つからないという酷くお粗末な顛末で申し訳ないのですが、
京成3400形8
京成3400形9
←山側 ↓上野

この画像で山側と海側で少なくとも雨樋の位置関係と漏斗の形が違う、というのは分かっていただけるでしょうか?
折れ曲がる位置や角度なども違いますね。

で、何が言いたかったかと言うと

京成3400形10
この時点でGMのプロトタイプは後期2編成だということ。
また、封入されている台車の関係から厳密に言うと自ずと3438編成のみが該当するということになります。

なのですが、ここが冒頭に述べたこのキットの不運な点
冒頭でも述べた通り、再生産の際に帯色が少し明るくなっています
3000形が少々明るめの帯で登場して以降、合わせるように3400形の帯色が変更されました。
今も3700形がじわじわと変更されているようです。

で、何が問題かというと、3438編成のみ変更されていないということ。
京成3400形13
明るい帯の3418編成

京成3400形12
変更されていない3438編成
結構違います。
これは現在もそのままで、3438編成の特徴となっています。

つまり、めっちゃ細かいところまで見てしまうと、このキット、素組みでは該当編成ナシという結論に。
編成数が多くないはずの3400形でまさかこんなことになろうとは、GMの設計者も思わなかったことでしょう。
この辺が何というか、数奇さを感じてなかなか興味深いところであります。



・オマケ

この記事を書くに当たって、再度妻面を観察していたら、
京成3400形14
配管を入れる関係か、パンタ車のみ雨樋位置とステップにアレンジが加えられていることに気付きました。
山側(向かって右側)雨樋とステップは初期3編成の位置でしょうか?

・オマケ2

妻面雨樋の話題だったので、3700形のものも。
京成3700形1
北総7300形(←=1次車)

京成3700形2
2~5次車

京成3700形3
2~5次車漏斗のアップ

3700形は1次車とそれ以降では位置が異なります。
3700形1次車→3400形→3700形2次車以降~、という製造順なので、3400形は3700形1次車とそれ以降の形態の折衷型であると言えそうです。
雨樋の位置関係としては、1次車=(or<)3400形初期3編成山側<3400形後期2編成および初期3編成海側<2~5次車と内側に寄ってます。6次車以降はどうだったかな…?

加工の容易な鋼製であり、そのテストケースとしてなのか、真っ先に改造が行われた3400形と比較して、転落防止幌と干渉しないステップが残されたり、編成中で設置されたはしごの数が削減されていたりと、3700形は簡略化されています。
似た形態でいるのに、細かな違いが見られるので、観察をしているとなかなか面白いです。

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※9/6追記


雨樋の位置ですが、実車を観察してみたところ、少なくとも3418~3448編成に関しては全編成が同様に山側が若干外寄りにオフセットされる位置にあることが判明しました。。。(3408編成に関しては未確認)
詳細は後記事に。

したがって打ち消し線部分は私の勘違いだったようです。。。
申し訳ございませんm(_ _)m


※2012 12/13 さらに追記

まとめてみました。
続・京成3400・3700形の妻面雨樋などをまとめてみる
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テーマ:鉄道模型 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/08/22(水) 03:36:40|
  2. 3700・3400形
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運番の変更と十数年来の勘違い ~GM京成3400形 その2

運番が正確ではなかった3400形を 分解 車内が未塗装ですね。これは8両揃ってからまた塗ることにします。。。 で、 ステッカーにはマグサインのバラ数字/アルファベットも収録
  1. 2012/09/06(木) 02:50:00 |
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めずらシイタケ

Author:めずらシイタケ
あれ?何かおいしい駅弁あったよな?
よし、HNはそれで良いや!

…間違えました。あれは「素晴ら椎茸」ですね。。。
こんな感じで、別段考えのあったHNではございませぬ。あしからず。
最近になってこんなHNとしたことを微妙に後悔しつつあったり。。。



三つ子の魂百まで。

関西に来て数年、未だに地元の京成電車やら乗り入れ先の京急線が鉄道趣味の中心にあります。


完成品への色差しやちょっとした改造、キットの組み立てなどが話題の中心になっていくかと思います。
これを見て、「おお、自分もやってみよう!」と思っていただければ幸いです。

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